メキシコ概要

国名メキシコ合衆国32州
面積約200万km²世界14位、日本の約5.2倍
人口約1億2,610万人2020年、世界10位
首都メキシコシティ約900万人、首都圏としては人口2,100万人
言語スペイン語世界最大のスペイン語話者国
宗教キリスト教(主にカトリック)宗教紛争がほぼ起こらない
実質GDP成長率4.80%2021年確定値、2020年は▲8.2%
名目GDP1兆739億ドル2020年、世界16位、日本の約1/5
1人当たり名目GDP8,329ドル2020年、世界96位
インフレ率7.36%2021年、2020年は3.15%
失業率4.14%2021年、正規就業率は経済活動人口の5割弱
進出日系企業拠点数約1,300拠点2020年
在留邦人数約1万1,000人2020年
日系人数約2万人2020年

メキシコの使用言語

メキシコはスペイン語が公用語とし定められており、どの州に行ってもスペイン語が通じます。

一方、英語については国民の5%が話せると言われています。英語能力指数国別ランキング発表によるとメキシコは57位、日本は49位ですので、メキシコは日本より少し低いランクです。個人的にな感覚だと、場所によって全然レベルが異なるかと思います。例えば観光地のカンクンやロスカボス等はアメリカ人やカナダ人も多いこともあり、タクシーの運転手でも英語が通じます。その他の場所は通じない事が多いです。

スペイン語以外にも、Náhuatl と呼ばれる先住民族の言語があり、スペイン語以外に少なくとも68のNáhuatlの言語が存在すると言われています

メキシコ留学のメリット

スペイン語圏の広さ

スペイン語は世界20ヵ国で話されており、スペイン語を母語とする人口は4億6千万人と言われており、中国に次ぐ2位となっております。その内一番スペイン語話者が多い国がメキシコになります。

外国人への寛容さ

日産や東洋水産(マルちゃんでおなじみ)、ヤクルトを初めとして、昔から進出している日本企業があり、メキシコ人からはお馴染みのメーカーになっていおります。また日本のアニメや漫画なども浸透していて、日本人や日本文化に対して抵抗がない人が多いです。

他の国に行くとよく聞く差別がほとんど無く、私自身2016年からメキシコに滞在していますが、差別を受けたという経験が全く無いです。むしろ、メキシコにとって遠い国である日本に対して興味を持っている人が多く、リスペクトすら感じることもあります。

メキシコにはMi casa es tu casa.という諺があって、直訳すると”私の家はあなたの家です”という意味になり、新しい人を迎え入れるときに使われるホスピタリティ溢れるフレーズです。

留学費用を安く抑えられる

スペインと比較すると、語学学校の授業料が安いです。また、家賃や食費など生活コストも安く済ませる事ができます。OECD(経済開発協力機構)によると物価指数はスペインは85ポイント、メキシコは57ポイントです。メキシコとスペインの具体的な物価比較は下記の通りになります。

項目メキシコスペイン
ファストフード一食9591,096-13%
鳥の胸肉500g436478-9%
牛乳1L16312135%
卵12個266338-21%
トマト1kg169245-31%
チーズ500g499822-39%
りんご1kg31525822%
ジャガイモ1kg19517015%
ビール@スーパー0.5L17413034%
赤ワイン1本1,918959100%
コカコーラ2L226248-9%
単位:円