グアナファトで英語はどれくらい通じる?|旅行・お役立ち情報

スペイン語を話さないけどグアナファトへ旅行に行きたい!という方へ

この記事では、筆者が2023年5月にグアナファトに1か月滞在した経験を元に、英語が通じる場所と通じない場所について詳しく紹介します。

※筆者の英語力は日常会話を問題なくこなせるレベルです。

1, 宿泊施設

通じやすさ:★★★★★

グアナファトは国内外で有名な観光地であるため、宿泊施設では基本的に英語が通じることが多いです。

筆者自身も1か月間ホステルに滞在しましたが、英語でのコミュニケーションに問題はありませんでした。また、他の日本人旅行者5人にも別々の宿泊施設で滞在した際に英語が通じたとの報告がありました。

筆者は「Casa Alebrije」というホステルに1か月間滞在しました。セントロから徒歩15分ほどの場所にあります。到着後、オーナーのパメラさんが英語で丁寧に案内してくれ、一安心。パメラさんは週に1回日本語を勉強しているようで、挨拶を日本語で行ってくれたりもしました^^

滞在中にゴキブリが大発生する事件もありましたが、英語でのコミュニケーションにより無事にゴキブリを駆除することができました!

「Casa Alebrije」の詳しい内容(内装の写真やサービスなど)が気になる方は、以下の記事を参考にしてみてくだいさい。

 

簡単スペイン語~挨拶~

  • おはよう:Buenos días(ブエノス ディアス)
  • こんにちは:Buenas tardes(ブエナス タルデス)
  • こんばんは:Buenas noches(ブエナス ノチェス)

2, 交通

グアナファトで主に利用した移動手段は、バス、Uber、タクシーです。グアナファトは端から端まで徒歩30分もかからないほど小さな街のため、街中に電車は通っていません。そのため、市内移動には基本的に徒歩が充分です。

ただし、空港やバスターミナルなどからの移動には交通手段が必要です。それぞれの手段で英語が通じるかどうかを紹介します。

バス

通じやすさ:★☆☆☆☆

基本的にバスの運転手は英語が通じません。長距離バス(メキシコシティからグアナファトへの路線など)では英語を話す運転手やスタッフがいますが、グアナファト市内のバスではスペイン語しか話さない運転手がほとんどです。

目的地の名前をしっかり覚えておき、運転手にその名前を叫んで正しいバスか確認しましょう。

Uber

通じやすさ:★★☆☆☆

Uberの運転手はバスの運転手と比べて英語が通じることが多いですが、個人によって対応は異なります。

ただし、Uberはアプリで目的地をあらかじめ設定することができるため、コミュニケーションが最低限必要なのは支払い時のみです。

不安な場合はUberのアプリ内でクレジットカードを使って、あらかじめ支払いを済ませておくこともできます。

タクシー

通じやすさ:★★☆☆☆

タクシーの運転手もUberと同様に英語が通じる場合と通じない場合があります。しかし、観光客を多く乗せることがあるため、スペイン語を話せない人にも対応できる経験があるようです。

ただし、タクシーではまずタクシーを捕まえて目的地を伝える必要がありますので、Uberよりもやや難しい面もあります。

また、流しのタクシーを利用する場合は注意が必要です。まれに支払い時に請求額が高くなったり、遠回りして目的地に連れて行かれることがあります。

乗車前に料金を聞いたり、マップを見ながら正しい道順で進んでいるか確認したりして対策を取りましょう。

簡単スペイン語~交通~

  • 〇〇通りへ行きたいです:Yo quiero ir a la calle 〇〇. (ジョ キエロ イル ア ラ カジェ 〇〇)
  • 〇〇までいくらかかりますか?:¿Cuánto cuesta ir a la 〇〇? (クアント クエスタ イル ア ラ 〇〇?)

3, 観光地

観光地では英語が通じると思いがちですが、場所によって異なります。この記事では、有名な観光地であるミイラ博物館、鉱山、イダルゴ市場、中心街にフォーカスしています。

ミイラ博物館

通じやすさ:★☆☆☆☆

世界的にも珍しいミイラの博物館で、100体以上のミイラが展示されています。多くの観光客が訪れる人気スポットですが、受付でのチケット購入時にはあまり英語が通じませんでした。チケットの枚数はジェスチャーで伝えることができましたが、細かい料金設定があったようです。

場内で写真を撮りたい場合は追加料金がかかるようで、その理解には時間がかかりました。壁に掲示されている料金表もスペイン語のみでしたので、翻訳機を使わないと困ることがあります。

ミイラの展示自体は非常にリアルで迫力があり、一見に値する場所でした!

鉱山

通じやすさ:★★☆☆☆

グアナファトは世界遺産に登録された理由の一つがその鉱山であり、かつて街の発展を支えた富を生み出していました。

鉱山ツアーでは、ガイドによる解説や鉱山で作られたアクセサリーやお土産のショッピングなどが含まれています。

筆者がツアーでお世話になったガイドさんは、実際に鉱山で働いていた方だとのこと!ツアーはスペイン語のみで行われましたが、彼はグアナファトの街で育ち、非常に詳しい解説をしてくださいました。英語は話さないようですが、鉱山に関する興味深い質問があれば事前にスペイン語で考えておくと良いでしょう。

鉱山の洞窟探索だけでも十分に楽しむことができますが、鉱山の歴史や仕組みに興味がある方は、事前に質問を考えておくと良いでしょう。

周辺のショッピングエリアでは、ほとんどの場所で英語が通じました!

イダルゴ市場

通じやすさ:★☆☆☆☆

グアナファト最大のマーケットであるイダルゴ市場です。珍しい2階建ての建物で、2階からの景色は見事でした!

市場と言えば食料品や生活必需品など、何でも揃う地元民に愛される場所ですね。また、グアナファトに住むメキシコ人の多くは、生まれてから1度も海外に行ったことがないと言われています。

予想通り、イダルゴ市場でも特に生活必需品のブースでは英語はあまり通じません。

しかし、中には片言ではありますが、電卓やiPhoneを使って料金を伝えてくれる店舗もありました!ウェルカムな雰囲気のお店もありますよ。

※ほとんどの場合、スペイン語でのコミュニケーションが主流ですので、翻訳機や単語帳を使ってスペイン語での意思疎通に努めることが必要です^^

セントロ(中心街)

通じやすさ:★★★★☆

観光客の数に比例して、英語を話せる人も増えるものですね。グアナファト市内で最も賑わうセントロでは、ほとんどの人に英語が通じました!

キャッチの人々や警察官に話しかけられることもありましたが、彼らも流暢な英語で対応してくれました。

ただし、道端に設置されている観光案内所では英語が通じなかったことに驚き。代わりに、英語のガイドブックを使って周辺の観光地をいくつか紹介してもらいました。

また、市内にはいくつかの案内所が点在しているため、筆者が訪れていない場所では英語を話す方がいるかもしれません。

簡単スペイン語~観光地~

  • お願いします:por favor (ポル ファボール)
  • 〇〇が欲しい:Quiero 〇〇 (キエロ 〇〇)
  •  例―オレンジジュースをお願いします:Quiero jugo de naranja por favor. (キエロ フゴ デ ナランハ ポル ファボール)
  • これはいくらですか?:¿Cuánto cuesta este?(クアント クエスタ エステ?)

4, 買い物/タコス屋

通じやすさ:★☆☆☆☆

ストリートの売店や地元民に愛されるタコス屋さんでは、基本的に英語は通じないことが多いです。

スーパーマーケットも、「La Comer」や「Office Depot」といった数か所しかない大型店舗を除けば、英語はほとんど話されません。

タコスを注文する際や支払いの際に使われるスペイン語の基本フレーズを抑えておくと便利です♪

簡単スペイン語~買い物~

  • 〇〇はどこですか?:¿Dónde está 〇〇?(ドンデ エスタ〇〇?)
  • カードで支払います:Pago con tarjeta(パゴ コン タルヘタ)
  • 現金で支払います:Pago en efectivo(パゴ エン エフェクティボ)

簡単スペイン語~タコス屋~

  • 〇〇のタコスをお願いします:Quisiera unos tacos de 〇〇(キシエラ ウノス タコス デ〇〇)
  • ここで食べます:Para aquí(パラ アキ)
  • 持ち帰ります:Para llevar(パラ ジェバール)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は2023年にグアナファトに1か月滞在した筆者の経験をもとに「グアナファトでどれくらい英語が通じるか」を記事にしました。

ローカルな場所に行けば行くほど英語が通じにくいのは世界共通ですね。

もし数十年前にグアナファトを訪れた方がいらっしゃれば、現在との違いをぜひコメントで教えてください♪

他にもグアナファトの情報を色々と発信しているので、ぜひ目を通してみてください^^

投稿者:川越

立命館アジア太平洋大学2回生(休学中)

ヒラソル インターン生

 

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